【保存版】東大門・靴卸売市場徹底ガイド

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東大門には巨大な靴専門問屋街も存在していることをご存知でしょうか?今回は東大門の靴専門卸問屋を徹底的にお伝えしたいと思います。初心者の方はもちろん、既に頻繁に行かれている方も知っておきたい内容となっているはずです。

東大門問屋での仕入れに慣れていない方にはあまり知られていないのが靴卸問屋なんですが、東大門総合市場の中心の外れには昼間は道路に面する1階の商店ではタオルや作業着などが売られている店が目立つのですが、目の前にある橋を渡り川に沿って連なる大きな古いビルが数棟は実はその大きなビルたちは靴専門卸ビルなんです。

 
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<東大門 靴卸専門ビル>

場所は以下地図の通り、川を渡った東大門駅方面にあり、横に長く連なったビルが靴卸問屋になります。夜中だと分かり難いかも知れませんが各ビルには靴卸商店街の棟が書かれています。

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<東大門靴卸商店街B棟>

4つの棟の特徴とは?

東大門の靴卸商店街は신발상가(シンバルサンガ)と呼ばれ、大きく分けてA、B、C、D 棟に分けられており、靴卸商店街は清渓川に沿って長く続いています。 清渓川から見ると靴売場はほとんど見えないですが内側の路地に入ると入口があり、売場に入ることができます。また、外から直接2階の売り場にアクセスできる非常用階段もあります。

初めて靴卸商店街を訪問する方であれば恐らく、A棟からスタートして、D棟まで全て回ってみたいと思っているバイヤーさんが多いと思います。 ですが、一つの棟に1階〜3、4階まで売り場がある巨大なビルの群れを1日で見回ることはなかなか難しいので、各棟別が持ってる特徴を知ってから仕入れたい商品がある棟へ行くのが賢いです。

 

A棟 : 男性靴、女性靴、手製靴、児童靴、ファッション靴

B棟 : 男性靴、女性靴、 児童靴、ファッション靴

C~D棟 : 女性靴、ファッション靴

 

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ハンドメイドシューズならA棟

A棟の場合、周辺は2,30年前と変わらないと言われており、入り口からちょっと古い感じがありますが、店自体が老舗が多くA棟の場合、本革専門のハンドメイド製靴を取り扱っている店舗が多いです。また、 ダンス・スポーツ靴など特徴的な商品を取り扱っているところもあります。工場直営の本革専門のハンドメイド靴屋はA棟1階に特に多いので本革の靴を仕入れたい方はA棟1階がおすすめです。

 

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キッズシューズはB棟

もちろん、ハンドメイド靴以外にもスニーカーなどカジュアルなデザインの韓国産・中国産の靴も仕入れることができます。 B棟には幼児・キッズ靴専門問屋が集まっておりますのでキッズ靴をチェックされたい方はB棟をおすすめします。B棟はその他に大人用のスニーカーやカジュアルサンダルなども多く取り扱っておりますが若者向けの流行靴は少ないです。

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<B棟入り口>

 

トレンドデザインはC棟!

若者向けの流行商品を探すプロのバイヤー達はA,B棟を見回らず 即C棟に行く場合が多いです。東大門の問屋街は流行の早い韓国ファッションを支えているところなので、靴も同じく最新トレンドをいち早く見つけることができるため中国の問屋の方もまずは東大門のデザインを視察に来ることが多いです。

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国内外のバイヤーさん達がよく訪ねているC棟はトレンドに敏感な若手デザイナーが作る問屋が多く、A,B棟に比べて店内インテリアもオシャレで、まるでショップのように陳列された靴達を見て実際に販売するイメージがしやすいというメリットがあります。これは、トレンドのデザインを探しているバイヤーが多く訪れていると言う証です。また、東大門の靴問屋では独自のホームページで展開中のデザインを会員制で公開するところが多く、取引が複数に渡り顔見知りになるとホームページを教えてもらうこともでき、問屋によってはサイト内の商品写真を使用すること可能なので売り場の名刺をもらっておくと良いです。

 

混み合う時間帯は深夜3時

東大門靴営業時間は深夜1時から午後1時までですが、最も混み合う時間帯は深夜2時〜4時の間です。深夜0時にOPENするチョンピョンファやTHE OTで仕入れを終わらせ、最後に靴問屋に来るバイヤーさんが多いからと予想されます。私の職場も最初は服を仕入れに行きトラックに積んだ後に最後に靴問屋を回るので帰りに最後に寄って荷幅のあるものを集荷して帰る感じです。ですので、混み合う時間帯に訪問されると、大荷物が運搬される時間帯なので通路が混み合いじっくり見れませんし、店頭の方も沢山仕入れる大手バイヤーを中心に接客するため一番慌ただしく、ピリピリしている時間帯なので初心者の方が混み合う時間帯に行かれると相手にされない可能性が大です。

 

初心者は午前8以降がおすすめ!

全体的に靴卸問屋の1階や靴卸問屋街の周辺の小さな店では卸しと1足だけの小売りも可能な問屋が多いですので、早朝までは仕入れ業者やバイヤーの他に小売で購入をしようとする現地消費者で混んでいることが多く、先ほども説明しましたが靴卸問屋街は夜市場であるため仕入れ業者達は深夜は服を仕入れに行き、ひと段落した後に夜明け前の時間帯に靴問屋を利用することが多いため、もし靴卸問屋街で初めての仕入れをされる方なら現地の仕入れ業者達があまりいない時間帯、主に午前8時〜12時の時間帯であれば空いていますので、この時間帯に訪問することもおすすめします。 この時間帯は比較的、暇な時間帯なので初取引でも店頭の人に商品について詳しく聞きやすく、少数の購入もしやすいです。

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プロ達の仕入れ方法

現地バイヤーだけでなく日本や中国など様々な国のバイヤー達がたくさん訪れる所ですので問屋商人たちは簡単な日本語や日本語ができます。直営の自社工場を持っている問屋の場合,ミニマム(仕入れ数)によってはOEMやオリジナル商品オーダーも可能です。OEMとは問屋で展開している既存の商品を選び、靴の中敷の色やロゴを変えたり、箱のロゴを変えたりすることから始まり、商品のパーツの色や素材を変更してオーダーすることを指します。基本的には手軽に中敷をオリジナルロゴ入りの中敷に変更することが多く、ロゴ入りの中敷代を別途支払えばOEM生産をしてくれます。ですが、オリジナル中敷の生産もミニマムがあり、1問屋につき専用の中敷の型を一度作り、中敷の在庫を問屋側に預けなければならないので、一つの問屋で継続的にOEM生産をされる方にはおすすめです。

 

靴卸問屋・その他の特徴

東大門靴卸問屋の売り場は狭く、店頭には少数の在庫しか置いておらず、大体は売り場近くの倉庫で保管しており、そのため店頭で欲しい靴のサイズや数量を言っても即仕入れることはできず、問屋の従業員さんが一度、在庫確認や在庫を取りに倉庫へ向かうので、それらを待つ時間が発生し、顔見知りであれば何分後に再度来てほしいと言われることがあります。初見の場合だと10分ほどその場で待たされることがあります。このようなケースは日常的なので、仕入れを確定していないのに「サイズはあるか?」などの質問は問屋側に面倒くさがられますので注意してください。靴卸問屋での仕入れが不慣れな方は一度全体の問屋を見て、バイイングしたい商品を決めましたら、各問屋にオーダーを入れて順番にピックアップすることをおすすめします。

よくある海外バイヤーの仕入れ方

多くの海外バイヤー達は現地のエージェントに頼ります。月に1度は東大門へ商品を見に訪れ、契約エージェントと東大門を視察に周り、サンプルを仕入れたり、大量に発注する場合は後日にエージェントから送ってもらいます。現地エージェントによっては契約内容はマチマチですが、エージェントとは要するに海外バイヤーの代わりに商品を仕入れに行き、商品をピックアップし、代金を払い、海外発送をしてくれる専門業者ですが、エージェントを使うプロのバイヤー達は基本的に1度に数百万円単位で仕入れますので仕入れ金額が少ない場合はプロのエージェントには相手にされず、その他には現地で副業でエージェントに扮している場合が多いです。彼ら専業ではないので途中でスムーズに取引が行われずバイヤーとの様々な問題が多々発生しますので信頼できるか?目利きが必要になります。

 

オススメの仕入れ・再入荷方法

定期的に東大門へ仕入れに行かれる方や、現在 東大門での仕入れに奮闘されている方にはBUYONがオススメです。バイオンは東大門の問屋達が商品を登録している巨大仕入れサービスで、韓国国内の現地バイヤーが利用するサービスなので現地のバイヤー向けの仕入れ値段で新商品がいち早くチェックができます。最初は現地人向けのサービスでしたが、現在は海外バイヤー向けのサービスとして商品代金の支払い、商品ピックアップ、様々な問屋から仕入れた商品を一度に同梱配送なども行っており、アメリカや中国、タイ、日本など様々な国のバイヤーがBUYONを利用しています。現在バイオンには4900店以上の東大門問屋が登録しておりますが、バイオンの大きな特徴としてはサイトに登録されていない商品や問屋であっても商品仕入れを頼めるところです。例えば、毎月1度は東大門に直接サンプルを仕入れに行き再入荷はBUYONに商品ピックアップを低価格で依頼することが可能です。

 

東大門靴卸問屋へのアクセス

深夜にオープンする夜市なので近辺に宿泊することが一番理想的ですが、午前中の靴問屋近辺は渋滞が激しいので、午前中に行かれる方はタクシーより地下鉄をお勧めします。地下鉄 1、4号線東大門駅7・8番出入口と 続いている東大門地下ショッピングセンター1番出口を出ればすぐに 靴卸し商店街 A棟の入り口が出ます。

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営業時間は深夜1時から午後1時までで、売場の状況や天候によっては正午前に早めに閉じる問屋もあるため、遅くても午前9時までにはいかれることをオススメします。また、 土曜日の場合は平日よりもっと早く上がるお店が多く、休業日は公休日と日曜日の夜明け1時から午後1時ですので月曜の夜〜土曜の夜に行ってください。

定休日:祝日・日曜日
営業時間:午前 1:00 〜  午後 1:00
住所
A棟 : ソウル特別市鍾路区清渓川路295
B棟 : ソウル特別市鍾路区清渓川路307
C棟 : ソウル特別市鍾路区清渓川路319

 

Author
日本留学で日本語をマスターし、大手物流企業で海外企業の韓国仕入れをサポート業務を経て、BUYONに入社。現在はBUYON koreaにて東大門・南大門の調査及び輸出サポートを行っている。