商売に欠かせない『ブレないコンセプト』

今週よりBUYHOWでは既にショップを運営されている方、これからショップを開業される方に向けてショップ運営のハウツーを各分野のプロフェッショナルから頂きました提言を掲載していきます。

第1回目は株式会社BUYON 代表 三浦由理さんよりコンセプトについて伺いました。

ショップコンセプト,誰に?,何を?,なぜ?,ハウツー

生き残る・売れるショップ運営には欠かせない『ブレないコンセプト』が必要

こんにちは。株式会社BUYON 代表 三浦由理と申します。
私は23歳の時にアパレル会社を立ち上げ今年13年目になります。今まで自社サイトやリアル店舗を含め9つのショップを運営して参りましたが、その他に他社様のショップ立ち上げにショップコンサルティングとして関わらせていただき、いくつかのショップをプロデュースさせて頂きました。
今回は今までの経験をもとにショップ運営をしていく際に欠かせないファーストステップをお伝えしたいと思います。

 

私が23歳の時に初めて行った事業は某海外ブランドを日本のセレクトショップに卸すことでした。そのため海外出張が多く、海外出張の際に目に止まった可愛いアイテム達を集めるのが趣味で、それらを私個人のブログで紹介していたことがきっかけでB to Cのネットショップを始めることになったんですが、初めて通販サイトをオープンするとき、一番先に何を決めたかというと「何を売りたいか?」でした。

23歳の当時、何を誰に売るのか?までは考えられず、感覚的に「自分が好きな商品を」「自分と同じカテゴリーの人に売る」と決めちゃいました(笑)自分がXSサイズだから、Mサイズ、Lサイズの人の気持ちは解らない。自分の身長が158cmだから、170cmの長身の人の気持ちは解らない。自分が独身だから主婦や妊婦の気持ちが解らない。だから、細身の身長163cmくらいまでの独身女性で自分と同じ趣向の人にファッションアイテムを売ろう!と意外と悩まずスッと決めました。

当時、SEX and the cityという海外ドラマが流行っていて、私 自身 大ファンでこれだけ人気のあるドラマならば、このファッションを真似たい人は多いはず。実際はドラマに出てくるアイテムは高級ブランド品ばかりで、真似るに手が届かない高級なものばかりでした。

そこで、周りの同じ趣向の友達を見て分析してみるとバッグやジュエリーは必ずブランド物を持つことがステータスで、靴も何足かはブランド物を持っていて、けれど服まではブランド物に手が届かない。けどZARAなど、そこそこオシャレ系でプチプラの量産品は人と被るからあまり着たくない。そんな女子心が水面下にあると気づき、ハイブランドのバッグや靴、ジュエリーをステータスとして好む女性達が好きそうな服を売ろう!ハイブランドのバッグとコーディネートしても負けないデザインと品質の良いものを売ろう!ついでに、大きいサイズの人の気持ちが解らないから小さいサイズに特化しよう!こんな流れで自分ルールを決めたのですが、のちにそれが「ショップコンセプト」っていうものだと気付きました(笑)

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「誰に・何を・どんな商品(サービス)を通して伝えたいのか?」

販売だけでなく、ビジネスにおいては基盤になるものが「コンセプト」で、最も重要な要素になります。
①「どんなお客様に」(誰に)
②「どんな商品・サービスを」通して
③「どんな価値を」(何を)伝えたいのか?

上記の①はターゲットですね。②は売りたいアイテムです。では、③の価値とは何だと思いますか?

 

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サービスを提供する側は常にお客様にとっての価値を考え続けることが大事です。

 

 

 

お客様の目線での価値を常に考える

ターゲット層を決めたとして、そのターゲット層に当てはまるお客様が商品を必ず買うとは限りません。なぜ買うのか?を考える必要があります。

お客様は商品がただ欲しいから買うわけではなく、その先にある価値を求めて商品を買うということを忘れてはいけません。

この商品を買ったから「可愛くなれた。」その商品を買ったから「便利になった。」など商品を買ったことによる結果に期待をして商品を買うのです。

誰に、何を、どんな価値をつけて提供するのか?ここまでがコンセプトになります。

冒頭でお話ししました私が23歳の時に決めた自分ルール(コンセプト)を①②③に分けると
①誰に=23歳(社会人)〜33歳(独身)向けに
②何を=海外セレブのようなデザインのアイテムを
③価値=大人のXSサイズ、Sサイズは意外と売っていないから小さいサイズに特化する

ここまでを「コンセプト」と言い、そのコンセプトに沿ったターゲット層が欲しがる価値を「ニーズ」と言います。基盤となるコンセプトを決めたらニーズに合った商品展開、サービス展開をしていくことが大事です。

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Author
1981年生まれ(35歳)23歳で韓国と日本に法人を設立。12年間 韓国と中国で仕入れや生産をし、日本にて卸業と物販を営む。その経験とノウハウを沢山のバイヤーに届けるためにバイヤーのための情報サイト【BUYHOW】を立ち上げる。